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2009年01月17日

生理痛〜対症療法

生理痛の治療法の基本は、鎮痛剤などの「対症療法」です。

原因がはっきりわかっている器質性の生理痛であれば、手術などで原因を取り除き、根本的な治療を行います。これを「原因療法」といいます。

しかしながら機能性の生理痛の場合、原因がはっきりしていないケースがあります。また、原因は推測できても、「それは体質などの問題で病気でない」ケースが多いと思われます。このような場合、原因療法は難しく(またはあえて原因療法を採用せず)、不快な状況を緩和する「対症療法」を行います。さらに、原因が子宮筋腫などと判断できても、年齢やライフスタイルを考慮し、あえて原因療法をとらず、対症療法での対応を選択するケースもあります。(例えば、閉経時期が近いと思われるケースなどです。)

対症療法は不快な症状や痛みをやわらげることを主に狙っています。この対症療法の基本は@鎮痛剤、A漢方薬、B低容量ピル(経口避妊薬)です。

@鎮痛剤
鎮痛剤の利用ポイントは、痛くなる少し前のタイミングで鎮痛剤を使い始める点です。生理開始より少し前から使うのがポイントです。生理開始予定日の1〜2日まえから服用するのがおすすめです。主に生理痛の元となっている子宮を収縮させるホルモン「プロスタグランディン」は、生理の前から分泌されており、生理開始と同時に最大分泌になります。よって生理の少し前から鎮痛剤をのむことで、痛みの予防が期待できます。結果的に、使う薬の量も少なくてすむことでしょう。

応急的なケアは市販の薬でも良いですが、できれば基礎体温を記録し、医師の診断を受けるのが望ましいです。やはり通常、市販薬より医師の処方薬のほうが、効き目が強化されています。効果的なケアという観点からも、適切な医師の診断が望ましいといえます。

例えばイブプロフェン系のお薬は即効性が期待でき、生理痛に効くといわれています。イブプロフェン系はエスエス製薬の「イブA錠」や大正製薬の「ナロンエース」など、市販薬として一般に販売されています。

しかしながら、病院で生理痛の訴えの強い人に処方されるボルタレン、ポンタール、ロキソニンなどは処方薬で、現在のところ市販薬として販売されていません。

A漢方薬
漢方では、身体の異常は、基本的に「気・血・水」のバランスを失ったからおきる、と考えます。おおよそ気=気力、血=血流、水=水分代謝と考えてよいと思います。

生理痛にもこの3つが関係していますが、特に重要なのが「血」に関する部分です。「お血(おけつ/病だれに於)」とよばれる状態を問題視しており、生理痛にはこの「お血=血の滞り」を改善することで解決を図ろうとします。漢方で生理痛を改善する場合、「お血」を解決する「駆お(病だれに於)血剤」というカテゴリーの薬を主に用います。

駆お血剤の中でもよく使われるのが、下記婦人科の3大処方です。
1)桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
2)当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
3)加味逍遥散(かみしょうようさん)

患者さんの体質、体調、医師の見立て等により、この3大処方の組み立て等も違ってくるようです。たとえばいわゆる漢方医学でいうところの証(しょう/体質)の判定はかなり難しいと言われています。漢方薬をうまく利用するには、現実的に処方をたくさん出している臨床経験豊富な医師と、よく相談しながら薬を決めるのが重要だと思われます。

よく言われることですが、漢方薬が体質に合っていると、それだけで生理痛が軽くなったり、ほとんどなくなったりすることがあります。誰でも当てはまることではないので判断が難しいのですが、この体質と漢方薬との相性という要素は、漢方薬を処方する上で大切なポイントです。いずれにせよ経験豊富な医師に相談するのがお勧めです。

B低容量ピル(経口避妊薬)
生理痛の主要な原因であるプロスタグランディン過剰分泌は、排卵後のプロゲステロン(黄体ホルモン)と深い関連性があります。誤解を恐れずわかりやすく言えば、@黄体ホルモンを抑えることで、A子宮内膜のふかふかのベッドを薄くし、Bベッドに含まれているプロスタグランディンという子宮収縮ホルモンの量を減らす、という流れになります。

ただし下記のような条件やリスクがあります。
@高血圧の人は使えない。
Aヘビースモーカーは使えない。
B副作用のリスクのため、長期利用は避けたほうがよい。
C個人差があるので生理痛の軽減効果が得られない場合もある。
D使用中止後、排卵障害が発生するリスクがある。
E薬を飲み忘れると効果が出にくい。毎日飲むことが前提なので、患者の負担が少なくない。

また上記のBとも関連しているのですが、そもそもピルがからだに対して長期的、総合的、包括的にいかなる影響を与えるか、ということに十分な検証がなされていないという意見もあります。ピルはホルモン剤なので、体内が人工的なホルモン環境になります。そのことが身体にどのような影響を与えるのか、十分な検証がまだなされていない、とも言われています。総合的、長期的な影響やリスクに関する解明がまだ完全でない、ともいえます。

ただピルの危険性は実はあまりなく、安全性は比較的高いという意見もあります。生理痛改善に対する有効な治療オプションであることは確かです。また元来、ピルは避妊のニーズから利用が広まった薬です。なので、避妊のニーズがあり、かつ生理痛に苦しんでいる人が利用する分には、よりメリットが高いと言えます。

     ***     ***     ***

以上のような対症療法があります。対症療法はおもに、生理痛の不快な症状や痛みを緩和する事を考慮しています。対症療法には、鎮痛剤、漢方薬、低容量ピルという主要3大療法があります。

生理痛の状況やご自分の体調・体質およびライフスタイルを考慮し、医師とよく相談して適切な対応を望みます。

※参考資料:「"ほっ"とする生理痛の本」、清水直子・わたなべゆうこ著、築地書館、2004
posted by 生理痛 at 00:00| Comment(3) | 生理痛〜機能性月経困難症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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